近況報告2006年10月25日
早川千晶

カテンベ腎臓移植基金の設立にあたって
カテンベの紹介
基金口座振込み先
UPEPOアフリカの風ネットワーク


いよいよ、これから7時間後に手術です。


今日は最後の透析でした。カテンベは準備万端! 手術に向けての意気込みもバッチリです。
カテンベのお父さん、マテラさんの息子のカリンガも、村からナイロビに到着しました。
腎臓提供者であるお母さんも入院しました。
今日は朝からキベラのマゴソスクールでは1時間かけての長いお祈りをしました。

9月に腎臓移植の手術を受けた、ルワンダ人のジェニアちゃん(ずっとカテンベの隣のベッドだった)と腎臓を提供したお母さんも応援に駆けつけてくれました。

手術が成功したジェニアちゃんは、とても血色よく、見違えるように生き生きとした表情をしていました。彼女はこれからあともうひとつ、心臓の手術が残っています。

今日はカテンベとジェニアちゃんとで話が盛り上がっていました。元気になって、何でも食べれるようになったよ!という話にカテンベは目を輝かせて、元気になったらあれもこれもやるんだ!と、たくさん夢を語りました。

もう二度と透析はしないんだ!元気になったら村に戻って学校に行くんだ!タイコも叩ける、歌も歌える、踊りも踊るぞ!サッカーもするぞ!走り回るぞ!バナナも、チップスも、スクマも、なんでも食べれるぞ!元気な腎臓でおしっこもたくさん出るんだ!と、カテンベはすごい勢いでしゃべりまくり、大声で笑いました。

そんな話のひとつひとつに、元気になったカテンベの姿が目に浮かんでくるようでした。

手術に向けて、輸血用の血液が必要なため、みんなで献血しました。

それからあと、夜までみんなでカテンベのベッドを囲んで、楽しい話をたくさんしました。

ひっきりなしに、病院の看護婦さんたちや、スタッフの方々がやってきて、励ましの声をかけてくれました。とても温かかったです。

「カテンベ、あなたは必ず元気になるからね。手術は必ず成功するからね。私たちはみんな祈っているけれど、あなたの心が一番あなたを助けてくれるよ。強い心を持って、強く信じるのよ。」

婦長さんがとても愛情あふれる声で、話しかけてくれました。カテンベは真剣な表情で、うなずきながら聞いていました。

さぁ、今日はカテンベはゆっくり寝なければ、と、立ち去る前に、リリアンとオティエノ先生がカテンベのベッドにひざまづいて、ルオ語でとても長いお祈りをしてくれました。

みんなで目をつぶって、心をひとつにしてお祈りをしました。

リリアンの祈りの声は涙声で、とても深い慈愛に満ちていました。

お母さんも、ひとかけらの曇りもない、とても落ちついた表情になっています。

カテンベの表情はとても力強く、さぁ、やるぞ!という心意気に満ちています。

このように最高の状態で手術にのぞめること、すべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

いよいよです。私たちは早朝からずっと付き添います。どうか祈っていてください。

早川千晶
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by keep_music | 2006-10-26 14:18 | 経過報告
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