現在の状況
大西匡哉

現在カテンベはナイロビのエムピーシャーホスピタルにて、人工透析療法を始めています。人口透析とは、血管から血液を人口腎臓の中に流し込み、特殊な膜を通して血液中の老廃物を取り除き、浄化した血液を再び体内に戻すというものです。今日4回目の透析に立ち会ってきましたが、透析中にてんかんのような発作を起こし、ICUは一時騒然となりました。
透析療法は体に様々な負担がかかるようで、まず心拍数が上がり、その後強烈な頭痛が断続的に襲います。(カテンベはいつもこの頭痛のたびに顔をしかめ、涙を流しています。)一回目と二回目の透析時には、この頭痛の後激しく嘔吐し、その後気絶したように眠り、また激しい頭痛で目を覚ます、というのを繰り返していました。てんかんのような発作が起きたのは今日が初めてで、目を吊り上げ、体をガクンガクンと痙攣させ、口から泡を吐き、あわてた医者や看護婦に処置をされている姿はあまりにも痛ましいものでした。その後透析が終わった後も、心拍数がなかなか下がらず、2時間以上点滴を受けていました。一回の透析に4時間もかかるので、その間常にこのような攻撃にさらされているかと思うと本当に胸が痛みます。
今日の透析が終わった後、カテンベはぐったりと疲れきっていました。それでも病室に戻り、普段村では観られないTVで、好きな音楽番組を観ながら知っている歌を口ずさんだりしているのを見ると、確実に元気になっているのがわかります。それというのも人工腎臓がカテンベの腎臓に変わって血液を浄化しているからです。このまま透析療法を続ければ、カテンベは普通に生活していくこともできるのですが、一回につき13000円から20000円(病院によって異なる)の透析費用を、週二回ずつ一生払い続けるのは実質不可能です。(現在病院の入院費用や透析にかかる費用などは、すべて早川千晶さんが負担しており、すでに30万円を超えています。)一刻も早く移植が受けられる条件が揃うことを望みます。
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by keep_music | 2006-02-23 15:59 | 経過報告
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